「日本国大統領総戦挙」とは

「選」挙ではない。「戦」挙である。
本作品の世界観では、民衆はまともな政治家を選べないという反省から「日本国大統領総戦挙」が始まった。 為政者は民衆が選ぶのではなく、政治家同士が戦って決める、ゆえに選挙ではなく戦挙と書くのである。

政治家は自らの知性をクイズを解いて示す。
総戦挙に出馬する候補者たちは政党の党首として、戦挙を繰り広げて自らの領地を拡大していく。領地を手に入れるには、その領地を支配している党首(知事)に戦挙を仕掛け、勝利を収めなければならない。
戦挙の実態は「クイズバトル」とも呼ばれるものである。すなわち、対立党首(知事)とクイズを解きあい、より優れた知性を示した者が、勝利を収める。

全国統一を成し遂げた者が、大統領となる。
「日本国大統領総戦挙」は4年に1度、1月から1年をかけて行われる。
1年の間に全ての都道府県を領地にした者が日本国大統領に就任し、その後4年間、国家元首となる。
なお、12月になっても全国統一がなされない場合は、その時点で全国支持率上位2政党の党首で決勝戦を行い、勝った方が日本国大統領になる。

戦挙について

一騎打ちのクイズバトルが基本。
おざわのやぼうクイズバトル画面
戦挙は常に、領地を奪おうとする側とこれを守ろうとする側の1対1で行われる。
実際にクイズを解くのは、政党の党首(知事)である。ただし、党首(知事)は自分の政党から助っ人を連れてくることができる。 また、戦挙は領地を守る側の領地で行われるので、内政に優れていれば、領民がひいきしてくれるかもしれない。

オールジャンル+ご当地クイズが待ち受ける。
候補者には、ありとあらゆるジャンルから、日本人として知っておくべき知識を問うクイズが出題される。 大きく分けると、「ことば」「地歴」「科学」「文化」「娯楽」「社会」「生活」の7ジャンルとなるが、いずれも満遍なく解けないと天下統一はおぼつかない。 さらに、戦挙が行われている都道府県の「ご当地クイズ」が出題されるのが、本作の大きな特徴である。

クイズの出来で、得票数が決まる。
戦挙では形式的に領民からの投票が行われるが、住民の投票行動は、党首(知事)のクイズの出来に左右される。 対立候補よりも正確に、素早くクイズに答えることで、より多くの票を獲得することができる。
ただし、都道府県によって重要視されるクイズのジャンルが変化する。 たとえば、A県では「科学」のクイズが解ける人を強く支持し、B県では「娯楽」のクイズが解ける人を強く支持する……といった具合にだ。 なお、ご当地クイズは全ての都道府県で最重要視される。各都道府県の傾向を掴み、重要視されるジャンル及びご当地クイズは必ず正答するよう努めたい。

基本的な戦略

戦挙だけでなく、内政も重要。
総戦挙期間中、領主はその領地の知事でもある。
優れた内政を行うことで領民の党に対する支持率が高まり、領地での戦挙のときに有利になる。
また、政党の政治資金は自らの領地から徴収して賄わなければならない。 内政により領民所得が向上すれば、その分政治資金収入が増え、戦挙を有利に進められる。

時には手を組むことも必要。
領地が隣接している政党からは、常に戦挙を仕掛けられる可能性がある。 戦挙による疲弊を回避する手段として、他政党と一時的に連立することも考慮したい。 連立を組んだ政党同士は、一定期間互いに戦挙を仕掛けることができなくなる。
政党の地力が足りないうちは積極的に連立を持ちかけ、キャスティングボートを握るチャンスを待とう。

※画像は開発中のものです。

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